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タイから日本に国際郵便で覚せい剤を送って密輸したとして、愛媛県と広島県に住むタイ人の男2人(37歳と36歳)が逮捕され、2021年2月19日に起訴されました。
報道によると広島県在住のタイ人の男は12月26日、荷物が覚せい剤(末端284グラム、価格にして1800万円相当)と知りながら自宅で受け取り、麻薬特例法違反で現行犯逮捕となりました。
その後愛媛県在住のタイ人の男が関与し、販売目的でタイから覚せい剤を輸入した疑いが強まり、2021年1月に覚せい剤取締法違反の疑いで2人を逮捕していました。
広島ニュースTSSによると2人は、2月19日に起訴されたとのことです。
1800万円相当の覚せい剤を密輸したタイ人2人 広島地検が処分| 広島ニュースTSS 2021/02/19 17:06
末端価格にして1800万円相当の覚せい剤をタイから日本に密輸したとして、愛媛県と尾道市に住むタイ人の男2人が、19日、覚せい剤取締法違反や麻薬特例法違反の罪でそれぞれ起訴されました。
覚せい剤取締法違反と関税法違反の罪で起訴されたのは、愛媛県に住むタイ国籍のテンリア・バンジョン被告(37)で、麻薬特例法違反の罪で起訴されたのは、尾道市に住むタイ国籍のスインハーラム・ジャカウット被告(36)です。
起訴状などによりますと、バンジョン被告は、去年12月、営利目的で末端価格にして1800万円相当となる覚せい剤およそ284グラムをタイから国際郵便で発送し、日本国内に密輸した罪などに問われ、ジャカウット被告は、届けられる荷物が覚せい剤と知りながら、自宅で受け取った罪に問われています。
輸入郵便物の税関検査で職員が覚せい剤を発見して押収し、広島県警と神戸税関が合同捜査を行って2人の犯行を特定していました。
一方、広島地検はバンジョン被告に対する麻薬特例法違反の容疑は、「情状全般を考慮」して不起訴処分とし、ジャカウット被告に対する覚せい剤取締法違反の容疑については、「送致事実を認定するに足りる十分な証拠がない」として、不起訴処分としています。
広島地検は2人の認否を明らかにしていませんが、警察の調べに対し2人は容疑を認めていました。
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