やはり手洗いが大事！チュラ寮クラスターは警備員の指紋スキャナーからの可能性

バンコクのチュラロンコン大学の寮で発生した新型コロナウイルスのクラスターでは、これまで22人の陽性者を確認。これにより2021年2月12日から28日までチュラロンコン大学は閉鎖となりました。なお22人の陽性者のうち、13人が警備員です。

各報道によると、当局がチュラロンコン大学の感染源となった可能性がある20箇所のサンプルを採取したところ、警備員の勤務状況をチェックするために使用する指紋スキャナーからウイルスの痕跡が発見されました。

タイCOVID-19状況管理センターのスポークスパーソンであるタウィーシン・ウィサヌヨーティン博士は、「警備員たちは、病気が見つかった場所と同じ職場、訓練場、指紋スキャナーを共有し、一緒に食事もした。」と1月29日に最初の症例が発見されたクラスターについて述べました。また指紋スキャナーでウイルスの痕跡が見つかったことで、頻繁な手洗いの必要性を強調しています。