パタヤ在住外国人らから数千万バーツを騙し取った銀行員を逮捕

タイ警察パタヤ署は2021年2月2日、パタヤ在住外国人らから現金を騙し取ったとして、有名銀行パタヤ支店でアシスタントマネージャーをしていた元銀行員の男を逮捕したと明らかにしました。被害総額は数千万バーツと推定されています。

各報道によると同日2月2日、12人の外国人在住者とその妻がパタヤ署を訪れ、元銀行員の男から現金を騙し取られた被害を報告しました。

被害者によると、元銀行員の男とは数年に渡って付き合いがあり、現金の預け入れや引き出し、通帳の更新等を任せていました。しかし記帳されている残高と実際の残高が一致していないことに気付き、口座から現金を盗まれたことが分かったとのこと。また一部の被害者は、元銀行員の男に高金利を約束されて金融商品に投資したものの、数百万バーツの損失を被ったと主張しています。

パタヤ警察署長によると、元銀行員の男は逮捕後に保釈請求をしたものの却下となり、現在はパタヤの裁判所に拘留されているとのことです。また他にも被害者がいるものと見て捜査を進めています。