ミャンマー軍、タイ北部チェンライの国境を閉鎖し貿易を中止

メーサイとタチレクを繋ぐ国境

ミャンマー国軍は2021年2月1日午前、軍が国家の権力を掌握したと宣言。与党・国民民主連盟（NLD）を率いるアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相とウィン・ミン大統領を拘束し、1年間の非常事態宣言を発令しました。事実上のクーデターと言われています。

それに伴いミャンマー国軍は、タイ北部チェンライ・メーサイとミャンマー・タチレクとの国境を閉鎖し、両国間の国境貿易を停止させました。またタイ北部ターク・メーソットでも、貨物のトラックが第二タイ・ミャンマー友好橋をを渡れずミャンマーに入国できない状態になっているとのこと。なお、その他の国境の状況は不明であると伝えられています。

チェンライ商工会議所の副議長はメディアに対し、両国は物資の供給を維持する必要があるため、国境貿易はすぐに再開されるべきだと語りました。貿易の混乱は、1日3,000万～5,000万バーツの損失になる可能性があるとのことです。

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