タイのアイドルグループ「AMERYU（飴龍）」が解散

アイドルグループ・AMERYU（飴龍）が、2021年1月31日付けで解散することが、同日に所属事務所であるSiamdolより発表されました。

AMERYUは、日本のmint Music ENTERTAINMENTによるプロデュースで2019年11月にデビューした6人組。日本の楽曲、振り付け、衣装を取り入れたパフォーマンスが日本のアイドル文化を好むタイのオタクたちに受け入れられて人気を博し、ステージでは大きな声援を集めていました。

2020年に入りAMERYUは、新型コロナウイルス感染拡大により活動ができない期間が数ヶ月続きましたが、9月より活動を本格再開。しかしその直後に参加したOnline Station主催のアイドルたちによるEスポーツ大会で、AMERYUメンバー4人による不正行為（第三者をゲームに参加させたこと、それを知りながら黙認したこと）が発覚し、当該の4人は一ヶ月間の謹慎となりました。

その後AMERYUは、12月19日に開催されたSiamdol主催のクリスマスライブで復活を果たしましたが、結果的にこれが最後のステージとなったのです。

先のEスポーツ大会での不正の影響は大きく、Siamdolは2021年に入り、不正に加担していたメンバー3人と不正には加担していなかったメンバー1名との契約解除を決断。AMERYUは、2年2ヶ月の活動を終えることになりました。

残り2人のメンバーの1人であるスノープロイは、今後Siamdolを円満に離れてフリーとして活動。モバイルはSiamdolとの契約を継続し、今後結成される予定の新グループのメンバーとして活動して行く予定です。

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