タイ保健省「テスト＆ゴー」再開延期を提案、オミクロン株の増加で

バンコク・スワンナプーム空港のイメージ

現在は新規受け入れ手続きが一時停止となっている、ワクチン接種済み旅行者の隔離なし受け入れプログラム「テスト＆ゴー」。当初2022年1月4日より再開予定とされていましたが、タイ保健省は再開を1月末まで延期するように勧告する予定です。

タイ保健省アヌティン・チャーンウィーラクーン大臣によると、新たに229人からオミクロン株が検出され、これまでの合計が1,780例になりました。ほとんどの症例は、バンコク、カラシン、ロイエット、チョンブリ、プーケットで発見されました。

オミクロン株がタイ国内でも拡大していることから、タイ保健省はCOVID-19状況管理センター（CCSA）に対し、「テスト＆ゴー」の再開を当初の1月4日から1月末日に延期することを検討するよう提案する予定です。

なお有効な「タイランドパス」所持者は、1月10日までは「テスト＆ゴー」でタイに入国が可能。その後は「プーケット・サンドボックス」か検疫有りでの入国となります。

▼関連記事
タイ入国のための「Thailand Pass」の運用方針を変更 、オミクロン株対策で
「タイランドパス」登録と隔離なし入国「テスト＆ゴー」を一時停止、オミクロン株対策で