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サムットサコンの雇用主、ミャンマー人労働者を道路に置き去り

2020年12月23日 配信

サムットサコン県で発生した新型コロナウイルスのクラスター。これに関連して1000人以上の陽性が確認されていますが、その多くはミャンマー人を中心にした外国人労働者です。



サムットプラカン県バンプリーで2020年12月22日午後11時頃、荷物を持った14人(男性7人女性7人)のミャンマー人労働者が発見されました。

報道によると彼等は、クラスターが発生したサムットサコン県の工場で働いていましたが、雇用主からサムットサコン県を出るように言われ、24人がラヨーン県のパイナップル農園にバンに乗せられ連れて行かれました。そのうちの14人がそこに留まらずに、親戚がいるというサムットプラカン県バンプリーへ。しかし新型コロナウイルスを恐れた親戚が彼等の滞在を拒否したため、バンの運転手は彼等を他の場所に移動させること無く置き去りにしました。

なお彼等のうち6人はパスポートと労働許可証を所持していました。また全員が新型コロナウイルスの検査を受けていなかったとのことです。

雇用主には非難の声が殺到しています。

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