プーケットのタクシー、距離1キロで200バーツを請求し炎上

タイはタクシー運賃が安いことで有名です。バンコクでは初乗りで1キロまでが35バーツ（約120円）で、その後走行距離に準じて加算されるシステムです。バンコク・スワンナプーム空港から都心までなら距離にして20キロ超で、空港からの乗車料金50バーツを加算しても、およそ300バーツ程（約1000円）でしょうか。

そんな中の2020年12月7日、タイ南部のリゾート地・プーケットでタクシーに乗車したタイ人女性が、「プーケットのタクシー運賃が高かった」と投稿して話題になっています。

投稿によるとタイ人女性は、3人で合計3つの荷物を持ってタクシーに乗車。わずか1キロの距離で200バーツを請求されたとのこと。この投稿が拡散されると、同様の経験をした人々の報告も集まり、そして当局に調査を求める声も・・・。

プーケット県知事は12月11日、タクシー運賃が高額だったとの投稿とタクシーの調査を指示したと表明。タクシーが、運輸省がプーケットで適用した公式運賃に従っているかを確認するとのこと。

定められたプーケットのタクシー運賃は、初乗りで2キロまでが50バーツ。その後距離に準じて運賃が加算されるようになっています。また渋滞時も1分ごとに1バーツが加算され、空港のタクシー乗り場から乗車する場合は、100バーツが加算されます。

なおプーケットではこの8月に、300台のタクシーが参加した「Hello Phuket」というアプリを運用開始。アプリを利用することで、標準化された運賃でタクシーに乗車ができるとのことです。

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