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タイ警察は2020年11月11日、フィッシングサイトを使用して情報を騙し取り、その情報を使って銀行口座から現金を引き出した容疑で、台湾人の男2人を逮捕したと発表しました。
タイ警察は、ノンタブリとチェンマイでフィッシング詐欺に遭ったとの被害届けが提出されたことを受けて捜査を開始。現金が引き出されたバンコク・シーナカリン通りのATMから容疑者を追跡し、2人の逮捕となりました。警察はATMカード、通帳、スキミング機、ノートパソコン、携帯電話などを証拠として押収しています。
【今回のフィッシング詐欺の手口】
・容疑者がリンク付きのSNSを不特定多数に送信。
・リンクには銀行アプリの更新が必要と記載。更新のためとして個人情報、パスワードを入力させる。
・容疑者は、その情報で銀行口座にアクセス。銀行からOTPが被害者の携帯電話に送信され、被害者はフィッシングサイトにOTPを入力。
・容疑者は別口座に送金。
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今回容疑者は、被害者の口座からタイ人の口座に送金しましたが、警察はそのタイ人が容疑者と面識がないことを確認しています。なお一人の被害者は73,000バーツ、もう一人の被害者は35,000バーツを送金されていました。
さらに2人の容疑者は、とも60日間滞在可能の観光ビザでタイに入国し、その後オーバーステイをしていたことも明らかになっています。
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