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タイ南部クラビ県のリゾートアイランド・ピピ島は、「猫の島」かと思えるほどたくさんの猫が島内で暮らしています。猫たちは島民や旅行者に餌を与えられるなど大切にされているのですが、そんな中で猫を虐待した中国人が逮捕されました。
タイ警察は2020年10月16日、猫を虐待した容疑で中国人の男(30歳)を逮捕しました。
逮捕に繋がったのは、動物愛護ボランティア団体であるウォッチドッグ財団(Watchdog Thailand:WDT)からの警察への通報によるもの。容疑者は10月5日からピピ島の3つのホテルを巡って滞在しており、ホテルの清掃スタッフが、容疑者の部屋から猫の血や毛を見つけたと伝えられています。
警察は容疑者を逮捕し、押収した携帯電話からは虐待した猫の写真やビデオを発見。少なくとも3匹が虐待されていたとみています。
容疑者は2月21日にタイに入国し、新型コロナウイルス感染拡大影響のフライトキャンセルで中国に帰国できなくなり、そのままタイに滞在中。警察の取り調べに対しては、猫が大好きで野良猫を部屋に連れていき、暑いのかわいそうで冷蔵庫に入れ、病気に感染していると思い爪を切り落としたなどと供述しているとのことです。さらにタイの動物虐待法については知らなかったと述べ、中国では虐待に当たらず普通の行動であると主張しています。
虐待された猫たちは、全て保護されています。
https://www.facebook.com/WDT.foundation/posts/1828497960624069
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