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タイではプラユット首相の退陣や王政の改革を求めるデモが続いており、2020年10月14日にはバンコク・民主記念塔前から大規模なデモが開催されました。このデモの最中に王妃らが乗った自動車の通行をデモ隊が妨げたとして、これが1つのきっかけとなりタイ政府は10月15日早朝、非常事態宣言を発出して5名以上、ないし、治安の不安定化を誘発するような集会もしくは会合を禁じました。
しかし10月15日にも夕方から、ラチャプラソン交差点で大規模デモが開催。10月16日には、パトゥムワン交差点に場所を移してデモが開催されました。そこで警察は、大通りを占拠するデモ隊に放水をして強制排除に乗り出し、衝突となったのです。
この衝突を受けて8大学の学生代表は共同で同日10月16日、暴力を用いてデモ隊を排除したことについて、武装していない若者らにパニックと恐怖を与え危険をもたらしたとして、非難声明を発表しました。
8大学は、チュラロンコン大学、タマサート大学、カセサート大学、マヒドン大学、シラパコーン大学、シーナカリンウィロート大学、チェンマイ大学、ソンクラー ナカリン大学。
デモは若者らが中心となって開催されており、多くの学生らも参加しています。
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