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タイでの14日間の隔離検疫中、マッサージやスパへの訪問を可能にする計画が浮上

2020年9月24日 配信
タイでの14日間の隔離検疫中、マッサージやスパへの訪問を可能にする計画が浮上

スパ施術後に提供される、お茶と果物

タイ政府が、長期滞在する外国人観光客を呼び込むため、最大270日間タイに滞在できる「特別観光ビザ」を発給することは既に伝えられています。外国人観光客はタイ到着後、指定のホテルで14日間の隔離検疫を行いますが、そこで「ウェルネス・検疫」 が計画されているようです。



特別観光ビザ(SPECIAL TOURIST VIA:STV)
90日間の滞在が可能で、申請料金は2000バーツ。ビザは2度延長でき、合計270日間の滞在が可能。
最低滞在日数は30日。
ビザ取得には、旅行保険の加入や銀行口座に一定額の預金などが必要。
タイ到着時には指定の施設で14日間の隔離検疫が必須。隔離検疫の間、2度の検査を実施。

各報道によるとタイ保健省健康サービス支援局局長は、外国人旅行者が14日間の隔離検疫を行っているホテルで健康診断を受けられるのに加えて、近隣のマッサージやスパの施設を訪問できるようにする計画を明らかにしました。これが「ウェルネス・検疫」です。

なおマッサージやスパの施設を訪れる外国人観光客は、感染対策のため、タイの顧客からは厳しく隔離されます。

なお「ウェルネス・検疫」はあくまで計画であり、COVID-19状況管理センターや内閣の承認は、まだ受けていません。

タイ南部のビーチリゾートを訪れる外国人観光客は、マッサージやスパを訪れることが多いとのこと。この計画が実現すれば快適で健康的な隔離生活を送れると、「特別観光ビザ」取得希望者も増加するかもしれません。なお特にヨーロッパの人々が、「特別観光ビザ」に強い関心を示していると伝えられています。(参照 タイ長期滞在「特別観光ビザ」~ヨーロッパなどで強い関心、問い合わせ相次ぐ

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