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蚊媒介感染症「マラリア」に注意、蚊に刺されないように

2020年9月22日 配信

蚊媒介感染症「マラリア」に注意、蚊に刺されないように

タイ保健省疾病管理局は、雨季に流行する蚊媒介感染症「マラリア」に注意をするように呼びかけを行っています。



マラリアは蚊に刺されることで感染するため、手足を覆う服を着たり、虫よけや蚊取り線香を利用したり、寝るときや蚊帳に入るなど、家に刺されないようにするようとのこと。

2020年のマラリア患者数は51県で3,415人。1人が死亡したと報告されています。なお患者の多い県トップ3は、ヤラー(1,070人)、ターク(851人)、カンチャナブリ(425人)となっています。患者の73%にあたる2,479人がタイ人で、残りの27%にあたる936人は外国人です。

 

マラリア

・マラリア原虫をもった蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。
・世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しており、2018年11月に公表された統計によると、1年間に約2億2000万人が感染し、推計43万5,000人が死亡しています。日本でも60人前後が輸入感染症として届け出られています。
・1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。
・マラリアには5種類(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵形マラリア、サルマラリアPlasmodium knowlesi)があります。その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。脳症、腎症、肺水腫、出血傾向、重症貧血など、さまざまな合併症がみられます。
厚生労働省検疫所「FORTH」より引用)

https://www.facebook.com/thailandprd/posts/3597242406965814

 

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