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パタヤでGrabフードの配達ドライバー100人以上が抗議活動「報酬が安く、家族を養えない」

2020年08月05日

タイでは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年3月半ばからレストラン店内での食事が規制され、持ち帰りやデリバリーでの営業に限られることになりました。(現在は店内での飲食可)
それ以来フードデリバリーアプリの使用が急増し、街はデリバリーアプリの配達バイクで溢れることになったのです。



各報道によるとタイ東部パタヤで8月5日午後、GrabFoodの配達バイクのドライバーたち100人以上が集結し、Grabに対して抗議と要求を行う集会を行いました。

ドライバーたちによると、最も重要な要求は、現在1回の配達にあたり支払われる平均の報酬30バーツを、35~40バーツに引き上げること。現在の低い報酬に加えて、注文する人々がコロナ禍の経済的困窮によりチップを支払えず、さらにガソリン代や生活費が高い現状では、家族を養うことができないと主張しています。

ドライバーたちは2019年11月にも、2回に渡って同様の抗議活動を行っています。その時はGrab側も調整を行ったものの、現在は以前の状態に戻ってしまい、コロナ禍で配達数は増えても、報酬は増加しなかったとのことです。

なお抗議集会が行わていてる間パタヤでは、GrabFoodの注文の多くがキャンセルや配達遅延となりました。

 

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