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タイ東部ウタパオ空港に到着したエジプト軍用機の乗組員の男性1人が、14日間の隔離免疫を免除されていたためラヨーンの街を出歩き、後に彼が新型コロナウイルス陽性だったことが明らかになった出来事。ラヨーンでは彼が訪れたと言われたショッピングセンターが消毒のため1日閉店し、100校以上の学校が休校になり、ホテルは90%がキャンセルになる大騒動になりました。(参照 陽性が確認されたエジプト人男性はラヨーンでSCなども訪問、接触した人は検査を)
在タイエジプト大使館は2020年7月15日、声明を発表して遺憾の意を表明するとともに、この出来事により引き起こされた公衆衛生の安全に対する脅威の迅速な封じ込めを軽減するために、タイ政府に全面的な協力を継続することを主張しました。
なおCOVID-19状況管理センター(CCSA)は当分の間、近日中に予定されていたエジプト軍の4便の飛行許可申請を拒否する決定を下しています。
また新型コロナウイルス陽性のエジプト軍用機の乗組員の男性の、ラヨーンでの詳細な足取りが防犯カメラの映像などにより判明しましたが、他人に感染させるような高リスクな行動は行っていないことが明らかになりました。また男性に接触した人々も検査の結果、陰性反応が確認されています。
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