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外国人のタイ入国規制を強化、一部外国人の自己検疫や短期訪問が不可に

2020年7月14日 配信

外国人のタイ入国規制を強化、一部外国人の自己検疫は不可に

2020年7月14日現在、タイでは50日間連続で国内での新型コロナウイルス感染者は確認されていません。しかし、今後新規に国内で感染者が発生しかねない出来事がありました。それは、タイに入国した外国人2人が新型コロナウイルスに感染していながら、彼らは14日間の隔離検疫を免除されていたため、街を出歩いていたというものです。(感染は後に確認されたため、入国直後の隔離入院はありませんでした)



新型コロナウイルスに感染していながら街へ出ていたのは、外交官の娘であるスーダン人の少女(9歳)とエジプト軍用機の乗組員であるエジプト人男性(43歳)。彼らは、タイ入国後の指定の施設での14日間の隔離検疫を免除されていたため、入国後すぐに街へ出ることが可能でした。

新型コロナ感染のスーダン人少女、スクンビット通りソイ26のコンドミニアムに滞在
陽性が確認されたエジプト人男性はラヨーンでSCなども訪問、接触した人は検査を

エジプト人男性が滞在していたラヨーンでは、学校が少なくとも10校が休校になり、ホテルも9割がキャンセルになり、ショッピングセンターも閑散とした状態になっているとのこと。また、スーダン人少女が滞在していたバンコクのコンドミニアムでは、少女と接触した可能性のある住人には、健康診断を行うようにとの指示がでています。

ロイターによるとタイ政府は2020年7月14日、今回の騒動を受けて、外国人のタイ入国に関する規制を強化。外交官や家族など、これまで居住地での自己検疫が許可されていた外国人も、今後政府の監督下で隔離検疫が行われるようになりました。また、7月1日よりタイ入国を許可された、ビジネスマンや国賓の短期訪問も中止になったとのことです。

Thailand changes entry rules after new COVID-19 cases spark second wave fear|Reuters

タイ政府は、8月から「トラベルバブル」の枠組みの中で、外国人を隔離検疫なしで受け入れる準備を行っていますが、それにも影響を及ぼす可能性もありそうです。(参照  タイの「トラベルバブル」

 

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