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数年前に火がついたブームを経て、今では定番の人気食材となりつつあるパクチー。あのクセのある独特の香りにハマってしまう“パクチーラバー”も増えているそう。そこで、「もっとパクチーを食べたい! おうちでもパクチー料理をつくってみたい!」そんなパクチー愛好者に朗報です。パクチーボーイことパクチー料理研究家のエダジュンさんが提案する、おしゃれでおいしいパクチー料理のレシピ本が完成しました。これさえあれば、パクチー料理のレパートリーがグッと広がります。パクチーにもっと詳しくなれるミニコラムやQ&Aも充実の、読んでも楽しい1冊。巻末では栽培法についてもとり上げています。
<ポイント1>
根っこや種も! パクチーをまるごと食べつくすレシピが満載
最近ではスーパーなどでも手軽に手に入るパクチーですが、せっかく1袋買っても、サラダやトッピングしか思いつかず、なかなか全部は使い切れないという人も多いのではないでしょうか。じつはパクチーは捨てるところがないといわれるほど、葉、茎から根っこ、種まですべて食べられるスゴイ食材。なかでも、根っこは、火を通すとホクホクとした食感と甘さが生まれ、パクチー好きの間では密かに人気が高い部位なのだそう。本書でも、根っこを使ったかき揚げそばや花椒フライといった魅力的なレシピが満載! 新鮮なパクチーが手に入ったら、葉はもちろん、茎や根、コリアンダーシードまでまるごと使って、いろいろなパクチー料理に挑戦してみてください。きっとパクチーの新たな魅力に出会えるはずです!
<ポイント2>
意外な組み合わせがおいしい! 和・洋・中×パクチーの絶品レシピ
パクチー=エスニック料理と思っていたらもったいない! 「パクチーの魅力は、何といってもほかの食材との親和性の高さ。意外とクセのある食材を合わせてもケンカしない」とエダジュンさんは語ります。一見、「えっ!?」と思ってしまう食材とも、おいしくマッチするのだそう。本書でも「納豆カリカリパクチー」や「パクチークリームミートボール」、「パクチーギョーザ」など、和洋中さまざまなジャンルのパクチー料理を紹介しています。あふれんばかりのパクチー愛から生まれたエダジュンさんの斬新なアイデアには脱帽! その意外なおいしさにハマってしまうこと間違いなしです。
<ポイント3>
パクチー好きにはたまらない! バリエーション豊富な万能ソースと、つくりおき調味料
タイ料理やべトナム料理などのアジア圏では、独特な香りをいかして薬味的な位置づけで使われることも多いパクチー。本書でも、ねぎやみょうがなどの香味野菜とパクチーを合わせた和風ソースやコクのあるピーナツソースなど、パクチーの香りをいかしたソースやペーストを多数紹介しています。エダジュンさんイチ押しのパクチーしょうゆは、冷ややっこや刺身、炒め物の味つけにと、使い方さまざま。つくりおきしておけば、いつでもパクチーの味と香りが楽しめます。
本書ではほかにも、パクチーを新鮮なまま保存するコツやパクチーの歴史、素朴な疑問に答えるQ&Aなどコラムも充実。巻末では、初心者OKの栽培方法についてもご紹介しています。
パクチー好きはもちろん、そうでない方も、思わずつくってみたくなるパクチー料理の魅力がギュッと詰まった1冊をぜひご堪能ください。
『NHK まる得マガジンプチ もっともっと ふだんづかい パクチーまるごとレシピ』
出版社:NHK出版
発売日:2020年6月20日
定価:本体950円+税
判型:新書判 並製
ページ数:128ページ(オールカラー)
ISBN:978-4-14-033309-9
URL:https://www.amazon.co.jp/
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