「ドンムアン空港」のかつての名称は「バンコク空港」だった

現在は格安航空会社（LCC）専用空港として多くの人々に利用されている、バンコク北部のドンムアン空港。タイ最古の空港で、スワンナプーム空港が開港する前までは、バンコク唯一の空港として多くの外国人旅行者を招き入れていました。

そんなドンムアン空港が開港したのが1914年3月27日のこと。当初はタイ空軍基地の飛行場でしたが、1924年に民間機の受け入れを開始。1955年6月21日には、バンコク空港と改称されたのです。

2006年に新たなバンコクの空の玄関としてスワンナプーム空港が開港すると、全てのフライトはバンコク空港からスワンナプーム空港へ移り、バンコク空港は一時閉鎖状態に。しかし、2007年になり各航空会社の要望もあってバンコク空港を再開することになり、スワンナプーム空港との混同を避けるため正式名称をバンコク空港からかつてのドンムアン空港に戻して、再スタートを切ったのです。

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