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新型コロナウイルスで収入減少となった人々を救う意味で、日本国民へ一律10万円を給付するとした「特別定額給付金」。先日は日本経済新聞で、海外在住日本人への配布に向けて経費を確保した伝えられましたが、一転して2020年6月9日の閣議で海外在住日本人は給付対象外とする答弁書を決定したとのこと。
共同通信が以下のように報じています。
在外邦人に10万円支給せず 特別給付金で政府答弁書
政府は9日の閣議で、新型コロナウイルスの緊急経済対策として支給される1人10万円の「特別定額給付金」について、海外在留邦人は給付対象外とする答弁書を決定した。立憲民主党の矢上雅義氏の質問主意書に答えた。(続きはこちら)
記事では、『菅義偉官房長官は記者会見で「海外に在住する方々にどのように適正な給付をするという問題もあり、関係省庁で課題を整理している」と述べるにとどめた』と続いています。「特別定額給付金」とは別の形で、海外在住日本人にも救いの手を差し伸べる給付金の配布があるのでしょうか。
[追記]
しかし同日産経新聞は、海外在住日本人へも給付を検討する方向で検討に入ったと伝えています。
特別定額給付金 海外在留邦人への給付検討 政府、自民内議論踏まえ|産経新聞
政府は9日、新型コロナウイルスの経済対策として支給される1人10万円の「特別定額給付金」について、海外在留邦人にも給付する方向で検討に入った。(続きはこちら)
菅義偉官房長官が記者会見で、『「(答弁書は)現状では海外在住の邦人は給付金の対象としていない旨を確認したものだ」と説明。その上で「(自民)党内に(給付対象とすべきという)議論があることから、関係省庁で現在、課題の整理をしっかりと行っている」と述べた。』とのこと。果たして・・・?
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