仕事を求めてタイに密入国したカンボジア人男女13人を逮捕

タイとカンボジアをつなぐアランヤプラテート＝ポイペト国境は、通常であれば両国民や旅行者など、多くの人々が通過する場所。タイからアンコールワットに向かう時に、この国境を利用したことがある人も多いでしょう。しかし現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で通過は出来ません。

各報道によるとタイ警察はサケーオ県アランヤプラテートで2020年4月26日早朝、タイに不法入国したとしてカンボジア人13人（男8人、女5人）を逮捕しました。

13人は未明にサトウキビ畑に身を潜めていたところを発見され、逃走しようとしましたが、逮捕され警察署に連行されました。

警察の取り調べに対し彼らは、カンボジア人の密入国ブローカーにそれぞれ2000バーツを支払ってタイに入国し、サトウキビ畑でバンコクやチョンブリなどへいく車を待っていたと供述しています。密入国の理由は、カンボジアで仕事が見つからないため、タイに仕事をしにきたとのことです。

なお新型コロナ騒動の前は、多くのカンボジア人が肉体労働者として、タイ各地の建設現場などで働いていました。

https://www.facebook.com/bangkokpost/posts/10157959812027713

▼関連記事
タイ国内全ての陸路国境が原則封鎖（17県内18カ所）