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チョンブリ県パタヤ市は新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、2020年4月9日(木)午後2時より4月30日までの21日間、ロックダウン(封鎖)されます。
ロックダウンにより、パタヤ市に続く道路の5箇所に検問所が設置され、出入りする人・車両が厳しく選別されます。パタヤ市居住者とパタヤ市内で正式に雇用されている人のみパタヤ市に入ることが出来ますが、医療関係や輸送など必要な車両以外は出入りができなくなります。さらに人々には、屋外でのマスクの着用が義務付けられます。
以下に在タイ日本大使館からのメールを転載します。
・4月7日,チョンブリー県感染症委員会は,4月9日以降パタヤ特別市への出入りを原則禁止とする指示を発出しました。
・本4月9日以降,パタヤ居住者や就労者等を除き,パタヤ特別市の出入りが禁止されるとのことです。
・なお,今後の発表等により変更等の可能性もありますので,最新の情報収集に努めて下さい。
チョンブリー県感染症委員会の指示の要旨概要は以下のとおりです。
1.次の者を除き,パタヤの出入りを禁止する。これらの者は,公務員証,国民カード,もしくは国民ID,ないしは顔写真付きの勤務場所を示す証明書を検問で提示しなければならない。
(1)パタヤに居住する者
(2)パタヤで就労している者
(3)パタヤとバーンラムン郡の審議を経て,必要性があると認定された者。
2.パタヤに出入りする者は体温検査を受け,基準よりも体温が高い,もしくは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と疑わしき症状がみられる場合には,医療・保健担当者により,感染症を防ぐための措置が実施される。
3.COVID-19の拡大を防止し,国民を必要以上に憂慮させないため,パタヤ特別市とバーンラムン郡で審議のうえ,パタヤを出入りする道路に検問を設置する。
4.パタヤ内のすべての人々は国籍を問わず,外出する際,マスクを着用しなければならない。
本件は対処に遅滞が生ずれば公共に対する多大な損害を発生させる,もしくは公共の利益に大きな影響を及ぼす非常事態であるため,関係者に反対の権利は認められない。
本件指示に従わない,もしくは違反した者については,感染症法第52条に則し,1年未満の懲役もしくは10万バーツ未満の罰金に処し,またはこれを併科する。
(参考)チョンブリー県感染症委員会指示第13号(タイ語)
http://www.chonburi.go.th/website/official_letter/download/3817
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