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各報道によると2020年1月20日、中国・湖北省武漢市から広がった新型コロナウイルスによる肺炎について、中国政府の専門家グループが人から人への感染を確認したと明らかにしました。
1月20日現在、新型肺炎の感染が確認されたのは、中国・武漢198人(3人死亡)、北京2人、深セン1人、日本1人、韓国1人、そしてタイが2人となっています。タイの2人は武漢から来た中国人で、バンコクの空港到着時に発熱等が見られたため隔離され、検査が行われて感染が発覚しました。
1月25日は旧正月(春節)で、その前後は中国の旅行シーズン。中国人にとってタイは人気の旅行先になっており、中国からは30万人以上がタイを訪れると予想されています。タイの主要空港では2人の感染者を発見したように、入国審査前に赤外線サーモグラフィで乗客の体温を測定しウイルスキャリアの疑いをフィルタリングするなど対策を行っています。しかし人から人への感染が確認されたことで、爆発的に感染が広がる可能性も指摘されており、フィルタリングをすり抜ける感染者も出るのではないかとの不安も。
在タイ日本国大使館ではタイでの新型肺炎患者発生を受けて、空港や人混みの多い施設を利用する場合は、感染予防のためにマスクの着用を推奨しています。
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