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イスラエル大使館怒る、タイ人男性2人がナチの軍服でクリスマスを祝福

2019年12月27日 配信
イスラエル大使館怒る、タイ人男性2人がナチの軍服でクリスマスを祝福

セントラルワールドのクリスマスイルミネーション

バンコク中心部の大型ショッピングモール・セントラルワールド前は、毎年クリスマスのイルミネーションが飾られ、撮影スポットとして人気を博します。今年はマスターカードがスポンサーとなり、巨大ツリーやサンタクロースが飾られているのですが、そこでタイ人男性2人がナチス・ドイツの制服で記念撮影をし、在タイ イスラエル大使館が抗議を行う事態となっています。



在タイ イスラエル大使館のツイッターアカウントであるIsrael in Thailandは2019年12月24日、バンコク・セントラルワールドのクリスマスイルミネーション前で12月22日に撮影されたというナチス・ドイツの制服のタイ人二人組の写真を引用し、「タイでナチスのシンボルが再び使用されることに失望している。これは600万人のユダヤ人やナチス虐殺の犠牲者への冒涜」と抗議の投稿をしています。

イスラエル大使館は、ナチス・ドイツのシンボルマークである鉤十字(ハーケンクロイツ)などがタイ国内で使用されると度々抗議を行っています。以前は女性アイドルがレッスン中に着ていた鉤十字がデザインされたTシャツに抗議し、女性アイドルはイスラエル大使館を訪れて謝罪しています。

撮影の舞台になったセントラルワールドは公式ツイッターアカウントで、マスターカード共に、今回の出来事には一切関与していないことを表明しています。

なお報道によると、2人の男性のうち1人は、既にイスラエル大使館に謝罪したとのこと。

ちなみにタイでは、鉤十字もナチス・ドイツ制服着用も、法律的には全く問題はありません。

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