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5人を殺害し、タイ版ジャック・ザ・リッパー(切り裂きジャック)と呼ばれたソムキッド・プムプアン(56歳)。死刑判決が出たものの模範囚のため無期懲役に減刑。そして2019年5月末には14年間の服役の末に恩赦で釈放となったのですが、12月15日に女性を殺害した容疑で指名手配されていました。(参照 恩赦で釈放された5人殺しの“タイの切り裂きジャック”、6人目を殺害しラオスへ逃走中か)
容疑者となったソムキッド・プムプアンは、当初ラオス方面に逃走したものと見られていましたが、12月18日になって、バンコクへ向かう列車で逮捕されました。
報道によると今回の逮捕は、カップルからの通報によるもの。カップルはコラートからバンコクへ向かう列車で、マスクと帽子姿の男の対面の座席に着席。男が顔を見られたくない様子だったため観察していると、ソムキッド・プムプアンの特徴である左眉の傷を発見し「もしかして・・・」と思ったのです。
カップルは、ソムキッド・プムプアンを撮影し、座席を移動して通報。パクチョン駅で警察に逮捕されるまで、監視し続けたのだとか。
なおソムキッド・プムプアンには懸賞がかけられており、情報提供したカップルには5万バーツが贈られました。
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