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タイ南部サムイ島は、タイ湾に浮かぶリゾートアイランド。島にあるサムイ島空港はバンコクエアウェイズの所有物でほぼ独占利用状態となっており、格安航空会社が就航していないことから、サムイ島へのフライトはやや高額になっています。
各報道によると、先日ピパット・ラチャキットプラカーン観光・スポーツ省大臣がサムイ島を訪問した際、サムイ島と本土とを橋で結ぶ計画について話し合いがなされました。
現在サムイ島と、近隣のパンガン島、タオ島を訪れる観光客は減少しており、それは本土と島を結ぶフェリーの数の少なさと、航空運賃が高額であることも原因とのこと。そこでホテルオーナーでデザイナーのウィラット・ポンチャババナパー氏が、本土とサムイ島を結ぶフェリーのアイデアを提案したようです。橋の全長は約18キロ。建設費用は推定300億バーツ。
さらにサムイ島病院院長も、サムイ島から本土に患者を運ぶ事が容易になると、橋建設の後押しをしています。2017年から2019年は、年間約350人の患者が昼間のフェリーでサムイ島から本土へ移動。夜間などはスピードボートで運ばれることもあり、高波では思うように移動ができないという問題があります。
なお、本土にはスラタニ空港があり、格安航空会社も就航中。スラタニ空港からサムイ島へ向かうドンサック埠頭までの距離は約90キロです。
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