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バンコクの大気汚染、当局が注意を呼びかけ

2019年10月1日 配信

バンコクの大気汚染、当局が注意を呼びかけ

タイの天然資源・環境省公害管理局(PCD: Pollution Control Department)は、バンコク・バンプラット地区で微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が安全基準を上回ったとして、市民に注意を呼びかけています。



大気汚染にご注意ください

●大気汚染悪化の兆候が見られますので,ご注意ください。

当地報道によると,9月25日,タイの天然資源・環境省公害管理局(PCD: Pollution Control Department)が,バンコク・バンプラット地区で微小粒子状物質(PM2.5)の濃度が安全基準を上回ったとして,市民に注意を呼びかけたとのことです。

タイ国内では,例年,微小粒子状物質(PM2.5)に起因する大気汚染が発生しております。ここ数ヶ月間,大気汚染の状況は安定しておりましたが,最近,大気質指標(AQI:Air Quality Index)の数値が上昇しており,大気汚染悪化の兆候が見られます。

在留邦人及び旅行者の皆様におかれましては,タイ政府が発表する最新情報にご留意の上,外出する場合はPM2.5対応のマスクを着用する,室内では空気清浄機を使用するなどの対策をとるよう心がけていただくとともに,特に幼児や高齢者,呼吸器系や循環器系の疾患のある方は,より慎重に行動してください

タイ政府は,タイ国内各地で測定したAQIを発表しており,以下のウェブサイトやスマートフォンアプリ「Air4Thai」で確認できます。

●Thailand’s air quality and situation reports (Pollution Control Department, Air Quality and Noise Management Bureau)
http://air4thai.pcd.go.th/webV2/region.php?region=1

なお,AQIを利用した健康への影響として,アメリカの環境保護庁が発表している行動指針の一例は以下のとおりです。

1 心臓病,呼吸器に持病のある方は,AQIが100を超えたら要注意。
2 小児は,AQIが101から150までは野外活動を減らし,150を超えたら長時間や重度の野外活動は避けるほうが望ましい。
(長時間の活動とは,数時間に及ぶ,やや息が上がるような作業のことを指します。重度の活動とは,ジョギングなどの息が上がる行動のことを指します。)
3 通常の方は,AQIが151から200までは野外活動を減らし,200を超えたら長時間や重度の野外作業を避けるほうが望ましい

(問い合わせ先)
○在タイ日本国大使館領事部
電話:(66-2)207-8500,696-3000
FAX:(66-2)207-8511
所在地: 177 Witthayu Road, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
(ウィタユ通り,ルンピニー警察署とMRTルンピニー駅のほぼ中間)

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