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タイのシンセ・ポップバンドTELEx TELEXsが2019年8月15日（木）、東京都港区のライブハウス・青山 月見ル君想フで、訪日ライブ「TELEx TELEXs JAPAN TOUR 2019」を開催します。
※当公演の翌々日、8月17日（土）に日本を代表する音楽フェスティバル『SUMMER SONIC 2019』に出演を予定しています。
【背景】
2018年の紅白歌合戦に、BNK48が出演。また2019年8月7日（明日）には国民的スター・STAMPが日本のトイズファクトリーからアルバムをリリースするなど、近年音楽業界では、「アジアと日本の音楽交流」がトレンドです。タイから来日公演を行うアーティストも年々増加しています。本公演は、この背景・トレンドを反映し、日本在住のタイ愛好者の方にとって、「タイの若者文化の側面」を日本にいながら知れる他にはない機会ととらえております。
2015年結成。ボーカルのAom, シンセサイザー兼ボーカルのPew, ギターのNow, ベースのKornの4人による、80年代のサウンドを想起させる音楽性が特徴的なシンセポップバンドです。
https://www.facebook.com/TELExTELEXs/
彼らが多くのリスナーに知られることになったのは、結成後間もない2015年。2曲目のリリースとなる「Labelle」がタイ現地のインディーズ系ラジオ局「Cat Radio」のチャートで1位を獲得したのがきっかけです。
（TELEx TELEXs – Labelle／オーガニックなスローテンポのシンセサウンドが初々しい）
以降リリースするシングルを全てチャート1位に送り込み、中でも渋谷区の地名を冠した「Shibuya」は大ヒットし、タイインディーズシーンでの立ち位置をゆるぎないものとしています。
（TELEx TELEXs – SHIBUYA【Official Video】／Labelleと比較し、録音環境も楽曲も洗練されている）
TELEx TELEXsの面白いところは、高度インターネット社会生き、遠回しな表現を好む傾向にある日本人が躊躇してしまうような「あけすけな愛のメッセージ」を込めるのにためらいがないところです。
たとえば、Youtubeで150万回再生を超える『B2B』(2018年5月25日公開)では、恋人のいる男性と秘密の関係を築く「2番目の女」の心情を歌っています。
（TELEx TELEXs – ซ่อน (B2B) 【Official Video】）
曲中「ひっそりと隠れた関係 誰にも知られちゃいけない」と繰り返されますが、ボーカルAomの歌声は淡々として朗らかで、いっそ清々しくすらあります。
また2019年7月に公開された、韓国のバンドGREEとのコラボ楽曲『Fantasy』のテーマは、本人インタビューによると「ムラっとしたときの電話」。
（TELEx TELEXs X GREE – Fantasy【Official Music Video】）
夜に撮影されたPVの雰囲気も相まって、南国の湿度の高さが伝わってきますが、電子音で創られたサウンドにはどこかクールで、火照る気持ちに隙を与えないような全体感です。
彼らの楽曲の全てがラブソングというわけではありませんが、愛や欲求をテーマとし、明け透けに表現するその姿勢は、現代の日本ではなかなか見られないものではないでしょうか？
そんな彼らが、今回、サマーソニックへの出演に先駆け、東京のライブハウスに登場します。1stフルアルバムにボーナストラック2曲を加えた日本盤「孤独に満ち溢れた現代とネット社会に疲れたアナタへ」は、当日会場でも販売予定とのこと。
（「日本盤タイトル「孤独に満ち溢れた現代とネット社会に疲れたアナタへ」／品番FBAC-093・税別価格￥2,000）
いつもと変わらないお盆の1日、インターネット社会に生かされる乾いた東京で、タイのミレニアル世代が放つ「逃げも隠れもしない愛のメッセージ」を受取りに行きませんか？
［出演］
TELEx TELEXs (Thailand) / Fontana Folle
［場所］
青山 月見ル君想フ
［日時］
2019年8月15日(木)
Open 18:30 / Start 19:30
Adv. ¥3,000 / door. ¥3,500
※ドリンク 代¥600別途
チケット購入ページ（日本語）https://peatix.com/event/762065
チケット購入ガイド（タイ語）https://telextelexs2019.hatenablog.jp/entry/how-to-order-a-ticket-on-peatix
