高圧的な態度の金持ちタイ人客、レストランの従業員を暴行

2019年6月28日午後5時頃、タイ東部チョンブリ県のショッピングセンター・ロビンソン内にあるレストラン「オカマ焼き肉ビュッフェ」での出来事が騒動になっています。

「オカマ焼き肉ビュッフェ」にポルシェに乗って訪れたタイ人家族。ここではテーブルチャージが120バーツかかることを店員が説明すると、父親（40歳）が激怒し、店員を暴行しました。

店側は店内防犯カメラの映像を証拠として警察に被害届けを提出。警察は暴行した父親を特定し、罰金1000バーツを科し、父親は暴行を受けた2人に5000バーツづつの和解金を支払いました。

パタヤ日本人会PJAニュースが伝えています。

■チョンブリ)レストランで金持ちタイ人男性が口論し暴行！批判殺到｜PJA NEWS

2019年6月28日午後5時頃、チョンブリのショッピングモール「ロビンソン」内にあるレストランに、40歳タイ人男性のThiraphon Phokhamが家族で訪れた所、店の席料について家族で120バーツかかる事を説明されると、これについて激怒し、スタッフ二名を殴り、家族で外に出ていくという暴行事件がありました。

店員は出て行かないように制止しましたが、Thiraphonは振り切り、店を出て行きました。

店員たちは、Thiraphonの乗るポルシェの車のナンバーなども撮影しておき、個人を特定して、チョンブリの警察に届出を出しました。

Thiraphonは被害者二人に5000バーツずつ、合計1万バーツの和解金を支払って、カッと来てしまって申し訳ないと被害者に謝罪をし、警察で罰金1000バーツを支払いました。

これが防犯カメラの映像です。

https://www.facebook.com/tnewschonburi/videos/407801793159887/

この事件は高級車のポルシェに乗るお金持ちのタイ人が、レストランで働く低賃金のタイ人に対して、どれほど酷い態度をしているかを表す象徴的な事件ともなって、タイ国内で批判する意見が多数寄せられています。

警察での和解に向けた話し合いの様子も公開されていますが、暴行した父親が被害者の2人に対して高圧的な程度で接しており、反省の色は見られず、さらに批判が集まりそうです。

https://www.facebook.com/tnewschonburi/videos/685124661901487/