タイ東北部でシリア人の男逮捕、ビザ延長の方法がわからずオーバーステイ5年

タイ警察はタイ東北部ムックダーハーンで2019年6月17日、シリア人の男（45歳）を、1702日のオーバーステイで逮捕しました。

報道によると、男はムックダーハーンとラオスのサワンナケートを繋ぐ第2タイ・ラオス友好橋の国境で、タイ出国のためにパスポートを提示したところ、そこにはタイ入国のスタンプがなく、1702日のオーバーステイが明らかになり逮捕となりました。

調べによると、男は2014年7月22日に90日滞在可能なノンイミグラントビザでタイに入国。滞在期限は2014年10月19日でしたが、パスポートを紛失しました。男は親戚に連絡し、新しいパスポートを取得してもらい、その親戚がエジプト・カイロのタイ大使館で改めてビザの取得を試みましたが、不可能だったようです。その後男の親戚はタイに飛んで、新しいパスポートを男に渡したのだとか。男は取り調べに対し、ビザの延長方法などが分からなかったと話しているそうです。

なお有効なビザがあるパスポートを紛失した場合は、タイ国内の自国の大使館でパスポートを再発行してもらい、新しいパスポートにビザを転記することが可能です。詳しくは以下のレポートを御覧ください。

▼バンコクでパスポート盗難被害！最初の対処法からパスポート再発給まで
▼タイでパスポート紛失でもビザ復活！滞在許可を継続するビザ転記手続きの方法

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