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バンコクから車で約1時間半の場所にあるチョンブリ県シラチャは、日系企業が多数進出し、多くの日本人が住む街。そんなシラチャにあるパブレストラン「U-BAR」の善良なスタッフの話題です。
「U-BAR」でウェイターとして働くブンヤリットさん(24歳)は2019年5月31日、店内で現金5万バーツが入った財布を拾いました。その中には日本人男性Fさんの名前が書かれた書類が入っていたとのこと。ブンヤリットさんはすぐに店主に連絡し、財布が落とし主のもとに戻るように警察へ届け出を行ったのです。
その後、財布の落とし主と思われるFさんは、タイ人女性と結婚しており、タイで暮らしていることが明らかになりました。
6月7日夜、財布の持ち主であるFさんは、財布の拾い主である「U-BAR」ウェイターのブンヤリットさんと、タイ警察シラチャ署にて対面。署内で行われた返還式にて、Fさんはブンヤリットさんから財布を受け取り、その謝礼としてFさんはブンヤリットさんに8千バーツを手渡しました。
なお数日前にはバンコクでも、善良なタクシー運転手によって、忘れ物としてタクシーの後部座席に残されていた13万円入りバッグが、無事持ち主の日本人男性の手に戻っています。
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