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最近タイへ入国した方はご存知かと思いますが、現在タイでは入国時に顔写真の撮影に加えて、指紋を登録するようになっています。生体認証による出入国管理がスタートしたのです。右手の指4本、左手の指4本、両手の親指と順に機械にかざして指紋を登録します。入国審査官もまだ慣れていないためか、一人ひとりの対応に時間がかかるのが玉に瑕ですが・・・。
そんな中の2019年5月24日朝、バンコク・スワンナプーム国際空港から出国しようとした、マレーシアの偽造パスポートを所持したアジア人の男が逮捕されました。
男はフィリピン航空 PR731 便に搭乗予定でしたが、出国審査でパスポートチップに記録された顔と、実際の顔が一致しないことが確認されました。男は自身とパスートの顔の記録は同じと主張しましたが、偽造パスポートであったことが判明し逮捕となりました。今回の逮捕は、生体認証審査により逮捕に繋がったはじめての例となりました。
なお、このパスポートには何度かマレーシアからタイに入国した記録があったとのことで、生体認証でなければ、偽造パスポートであることは判明しなかったようです。
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