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先日、本サイトでもお伝えした、タイ生まれの無国籍少女の話題の続報です。
タイで生まれたものの、両親が移民だったためタイ国を取得できずに無国籍として過ごしてきた17歳の女子高生ヨンラディー・ピヤタット(愛称プローイ)さんに、タイ国籍が付与されました。
プローイさんは、幼い頃から成績優秀で、この度ニューヨークでで開催される「Genius Olympiad 2019」の出場権が与えられました。しかし国籍がないためアメリカのビザの取得手続きも出来ずにいることがメディアで大きく伝えられました。
タイには、50万人近い無国籍者がおり、以前もタイの紙飛行機大会で優勝した無国籍少年が、日本での世界大会に参加できずにいたことがありました。(その彼もようやく2018年になってタイ国籍を取得しています)
それでもプローイさんは諦めず、大会に参加する道を模索していましたが、大きな話題になったことで当局が動きました。2019年5月10日にプローイさんは両親と先生と共に役所を訪れ、タイ国民であることを示すIDカードを受け取ったのです。これで彼女はパスポートを取得することができ、ビザをアメリカのビザを申請することができます。
プローイさんの、アメリカでの活躍に注目です。
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