タイ警察高官を逮捕、定年に備えて麻薬・大麻売買で稼ぐ

タイ東北ナコーンパノム県で2019年5月6日（月）、麻薬売買の容疑で、以前ナコーンパノム警察本部に所属していた警察高官の男（59歳）が逮捕されました。

容疑者の男は、10月に迫った警察官引退を前に、リタイヤ後に家族と過ごす十分な資金を集めるために、麻薬売買を試みたとのこと。

なお容疑者の自宅からは、6,000錠の覚醒剤（ヤーバー）と、9.5キロの大麻が押収されています。

今回の逮捕は、おとり捜査によるものです。国内治安作戦司令部（ISOC）の部員が容疑者に連絡し、2,000錠の覚醒剤を5万バーツで注文。容疑者が、現金と引き換えにドラッグの配達を手配したところで逮捕となりました。