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タイ北部チェンマイの警察署に2019年4月26日、ひとりのタイ人男性が相談に訪れました。男性は一晩で60万バーツ(約200万円)をオンラインゲームの口座に送金してしまったため、受取人の銀行口座を凍結して欲しいと言うのです。
報道によると男性は、4月18日夜にFacebook広告で、オンラインゲームでお金が儲けられるという広告を見たと主張し、2000バーツを支払い、そのゲームに参加したと話しています。
男性はバカラを選び、最初のゲームでお金を失いました。その後正気を失ったように、入金を繰り返し、合計60万バーツを振り込んだあとになって、これは詐欺であると思ったのだとか。その時銀行口座のお金は全てなくなっていました。
なおオンラインゲームで使ってしまった60万バーツは、男性自身のものでなく、家族の事業のための父親のお金だったとのこと。男性は家族に告白した後、銀行取引明細書のコピーを持参して警察を訪れ、受取先の口座を凍結して欲しいと相談したのです。
しかし警察は、男性の行動は騙されたものとはみなさず、自分の意思で送金をし、そのお金が返却されない可能性があることも理解していたとして、男性の要求を受け入れませんでした。
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