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2019年2月にスマートフォンを盗んだ疑いでチェンマイで逮捕され、4月半ばまで拘束されていた、イギリス人タトゥーアーティストのクリス氏(29歳)。釈放後にイギリスに戻ったクリス氏は、事件について母国メディアのインタビューに答えて「不当な逮捕だった」と語り、世界的なニュースになっていますが、タイ警察はそれに反論しています。
事件が起きたのは2019年2月26日のこと。チェンマイ空港でタクシーを待っている際にスマートフォンを拾ったクリス氏は、スマートフォンは後で警察に届けようと、そのままタクシーに乗り込みホテルへ向かいました。
当該のスマートフォンについてドイツ人観光客から警察に紛失届け出がされており、監視カメラの映像から警察はクリス氏を特定。宿泊先のホテルで窃盗の疑いで逮捕となり、保釈金20万バーツを支払うまで拘束されていたのです。なお、クリス氏の保釈金20万バーツは、クラウドファンディングで集金をしたとのこと。
帰国後クリス氏は母国メディアに対し、スマートフォンを盗むつもりは全くなく、ホテルについて10分後には届け出に行くつもりだったが、その前に逮捕されたと主張しています。
タイ警察はその主張について反論。スマートフォンはクリス氏により一部データが削除され、言語やパスワードも変更されていたなど返却の意志があったとも思えず、逮捕は法律に則り適切だったとしています。
先日も、タイ人男性が拾ったスマートフォンを届けずに、警察に逮捕されたという事件がありました。拾ったものはすぐに警察に届けましょう。
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