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タイ人向けの訪日旅行情報サイト「Chill Chill Japan」を、タイのEN FETE社と共に運営する株式会社アジア・インタラクション・サポートは2019年4月17日、「タイ人の訪日旅行に関する意向調査」を実施しました。この「タイ人の訪日旅行に関する意向調査」では、40の設問に対しタイ人3,054名から有効回答を得ています。
Chill Chill Japan
https://chillchilljapan.com/
【訪日タイ人の人気観光地ランキング2019 結果サマリー】
■人気スポット 1位 富士山 2位 白川郷 3位 東京ディズニーリゾート
■人気の観光地名 1位 大阪 2位 富士山 3位 京都 4位 白川村(白川郷) 5位 舞浜
■人気の都道府県 1位 北海道 2位 東京都 3位 大阪府 4位 山梨県 5位静岡県
1位は2年連続で「富士山」が獲得。上位の顔ぶれは大きく変わらないものの、「上高地」「姫路城」がベスト10入り。18位「皇居」「別府温泉」28位「地獄谷野猿公苑」など大幅に順位が上がったスポットも見られます。また、66位の「チームラボ ボーダレス」は昨年開業 した施設で、タイ人の情報感度の高さが見受けられます。
2位の「白川郷」ですが、タイ人は本当に好きという印象で、日本旅行に興味のあるタイ人は、写真を見せならが「白川郷に行きたい」という人が多いです。合掌造りの茅葺き屋根がタイ人のハートを掴んでいます。
人気の観光地名では、「富士山」や「白川郷」など有名観光地を有する地域が上位を維持しています。東京では、14位の「浅草」を筆頭に「新宿」「渋谷」「芝公園」(東京タワー)「上野」「お台場」が上位にランクイン。そのほか、「名古屋」「仙台」「青森」「長野」 など「新ゴールデンルート」と言われる広域観光周遊ルートの中心都市が順位を大幅にをあげています。
都道府県別では全都道府県が得票を得ています。「北海道」は多数のスポット・市町村名が上がり2年連続での1位獲得となりました。また、「名古屋」で大幅に得票を伸ばした「愛知県」が大きく順位を上げています。
2018年に日本を訪れたタイ人観光客は113万人。今回の調査でも回答者の73%が訪日経験が あるなど、日本へ旅行するタイ人は増加傾向にあります。そうした中で今回の調査では、昨年を上回る日本全国449のスポット名の他、観光地名を合わせ670以上のスポット名・地名がが行きたい場所としてあげられました。
上位のスポットからは、自然・四季、世界遺産、大都市、伝統的な日本などタイ人の期待が読み取れます。また、タイでは体験できないものと いう観点から雪や温泉、動物と触れ合えるスポットなどもランクインしています。
地名ラン キングでは、「富士山」「京都」「大阪」を含め、いわゆるゴールデンルートの観光地名が 上位を占める中で、新たな広域観光周遊ルートの中心都市である「名古屋」「仙台」「青森」「長野」などが大幅に順位を上げています。インターネットやSNSでの情報収集を中心にして、タイ人旅行客の方が日本の観光地情報にますます詳しくなっていることがわかりま す。
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