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タイ正月(ソンクラーン)を迎えた二日目の2019年4月14日、タイ東北部ウボンラーチャターニー県でタイ警察は、水かけ祭りの最中に、少女に無理やりキスなどをした30歳の痴漢男を逮捕しました。
事件が起きたのは、逮捕前日の2019年4月13日(土)夜8時25分頃、タイ正月初日に「水かけ祭り」で盛り上がるウボンラチャタニー中心部の路上でのこと。ピックアップトラックに乗ったグループの1人である痴漢男が、オートバイに乗った少女に近づき、お尻を触り、無理やりキスをするという猥褻行為をしました。この様子は動画で撮影されており、SNSで拡散し、痴漢男に対して批判が集まっています。
その後、被害者の少女は母親と共に警察署を訪れ、被害届けを提出。警察は痴漢男を特定し、4月14日に逮捕となりました。
なお痴漢男は警察の取り調べに対し、タイの焼酎「ラオカオ(เหล้าขาว)」を飲んで酔っていたと話しているとのことです。
タイ正月は酔っぱらいによる事故や事件が増える時期。酔っぱらいからの被害を防ぐには、酔っぱらいに近づかないことですが、「水かけ祭り」を楽しむ上で、なかなか難しい話。現在タイ正月のイベント会場ではアルコールの販売を禁じるなど対策をしていますが、アルコールに関しては今後も更に厳しい規制が課されていく可能性も考えられます。
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