タイ正月、ヌードや飲酒のSNS投稿・共有で逮捕も

タイ正月（ソンクラーン）になると、酒に酔った女性やニューハーフが服を脱いで踊り出すなんていう出来事も少なくないタイ。SNSの普及により、そういった写真や動画は、またたく間に世界中に拡散されます。過去にはSNSの投稿により、服を脱いだ何人もの女性やニューハーフが違法なワイセツ行為をしたとして特定、逮捕され、罰金を科されています。

タイ正月は本来、現在の「水かけ戦争」のような大騒ぎをする祭りではなく、水を静かに掛け合って豊作を祈るというもの。そこでタイ警察は、2019年のタイ正月のSNS投稿では、飲酒にからんだ写真や映像、ワイセツな写真や映像をひかえるように警告をしています。

なお、ヌードやセクシーすぎる洋服がSNSに投稿・共有された場合、投稿者・共有者は５年以下の禁錮か10万バーツ以下の罰金、またはその双方が科されます。また他人にアルコールを勧めている投稿も、アルコール飲料規制法により、1年以下の禁錮と50万バーツ以下の罰金が科されることになります。

タイ正月は年に1度の大騒ぎのお祭りですが、羽目を外しすぎないようにご注意ください。