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2019年3月24日に、タイで8年ぶりに行われた民政復帰に向けた総選挙。軍事政権に終わりを告げる大注目の選挙でしたが、その結果は未だに確定していません。
選挙後タイ各地では、選挙に不正があったなどと選挙管理委員会への抗議活動が行われ、選挙管理委員会の弾劾を求める署名などの運動が続いています。
これを受けてアピラット陸軍司令官は4月1日、抗議活動が行きすぎず、立憲君主制を脅かさないようにと警告を発しました。パタヤ日本人会PJAニュースがバンコクポストを引用して伝えています。
■陸軍司令官、抗議活動が行きすぎないように警告|PJA NEWS
2019年4月2日(火)、タイのアピラット陸軍司令官は、政治家や学生などはきちんと規則を守り、抗議活動の行きすぎにより、タイの立憲君主制を脅かさないようにと警告をしました。
アピラット陸軍司令官は「海外で、外国の”民主主義”を学んだ人は、タイの立憲君主制を脅かそうとするのではなく、タイの現状にいかに適応するかを考えないといけません。」「世界には、多様な文化に合わせて、多様な民主主義の形があります。」と語りました。
またアピラット陸軍司令官は「試合ならば、審判が勝敗を決するのがルールです。その審判を批判したら、どうやって結果が出せるのでしょうか?このような姿勢は極めて酷いものです。」と語り、選挙管理委員会への批判をする事への注意をしました。
タイの本当の民政復帰、政治の安定はいつになるのか。近く確定されるよていの総選挙の結果に注目です。
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