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タイ東部のビーチリゾート・パタヤ。間もなく訪れるGWの10連休には、多くの日本人が訪れるでしょう。そんなパタヤで、2019年3月24日(日)に行われたタイ総選挙に合わせて、市長選挙と市議会議員選挙 も行われました。
パタヤのニュースを発信するパタヤ日本人会PJAニュースは、選挙翌日25日に報道されたその暫定結果について、Pattaya Mailを引用し伝えています。市長選では、パタヤ地区で絶大な支持を得ていたクルンプーム一族の現職市長が落選するという結果になった模様。
■パタヤ市長選:新しい未来党候補が勝利!クルンプーム元市長落選<暫定結果>|PJAニュース
その暫定結果によると、元パタヤ市長でクルンプーム一族のItthipol候補は、新興政党の「新しい未来党」の候補のJarat候補に敗れました。
市長選でJarat候補は3万3,438票を獲得、一方で、元市長でクルンプーム一族のItthiphol候補は2万9,144票しか獲得できず、新しい未来党候補のJarat氏に敗れました。
副市長選でも、Kawinnart候補が3万1,247票を獲得、現職のPoramet候補は2万9,144票しか獲得できず、現職候補のPoramet氏が敗れました。
この結果は、長くパタヤエリアで絶大な支持を得ていたクルンプーム一族が、パタヤ市の選挙で敗れるという衝撃の結果となりました。
パタヤでは、不動産や建設、運送、酒類販売などの事業を展開しているソムチャイ・クルンプーム氏の一族が大きな力を持っているそうです。そのソムチャイ・クルンプーム氏は、2003年に殺人やその教唆などの容疑で逮捕されたそうですが、裁判で懲役30年の判決が出ても、未だに収監されていません。
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