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法務省入国管理局は2019年3月22日、1月1日現在での不法残留者数を発表。不法残留者数は,7万4,167人となり1年前と比べて7,669人(11.5%)の増加で過去最高となりました。外国人ウェルカム!となった日本では不法在留する外国人は増加傾向のようです。
なお国別では、韓国12,766人、ベトナム11,131人、中国10,119人、タイ7,480人、台湾3,747人、インドネシア3,323人、マレーシア1,808、シンガポール1,021、ブラジル938。となっています。
タイ人は2013年よりビザ無しでの日本訪問が可能となっており、それに伴って不法在留者も増加傾向。度々不法就労のタイ人が摘発されるなどのニュースも報じられています。また2018年には残念ながら、不法就労していたタイ人女性が、日本人の男に殺害されるという残念な事件も発生してしまいました。
・鶯谷タイ人女性(当時19歳)殺害事件、大学生の日本人男(20歳)を逮捕
・19年前に密輸船で日本に不法入国、タイ人の男を千葉県野田市で逮捕
・不法就労等のタイ人摘発のニュース、山梨で男女9人と東京で女1人
・大阪のタイ式マッサージ店が摘発、タイ人女性が風俗店で不法就労との情報で
前述とおり、1月1日現在でのタイ人不法残留者数は7,480人(前年比 10.5%増)。その内訳が男が3,225人(前年比 14.9%増)、4,255人(前年比 7.4%増)です。
在留資格別で見ると、短期滞在6,994人、技能実習126人、留学10人、特定活動38人、日本人の配偶者等217人、その他95人となりました。
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