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本サイトでも既報の通り2019年3月12日、覚醒剤をゴルフクラブに隠して、知人の男性を騙して日本へ運ばせようとした元暴力団員の小野和彦容疑者(57歳)が、バンコクの自宅で逮捕されました。
小野和彦容疑者は、日本に一時帰国する知人の男性に覚醒剤の入ったゴルフクラブを預ける歳、「知り合いが忘れたゴルフバッグを日本に持ち帰ってほしい」と頼んだとのことですが、このニュースに関する続報を、パタヤ日本人会PJNニュースが伝えています。
■知人を麻薬の運び屋に!容疑者は「騙された」と主張中|PJA NEWS
PJNニュースは、小野和彦容疑者は逮捕後の取り調べに対し、「自分も騙された」と話していると伝えています。つまり「自分も被害者である」という主張です。これはPJAニュースが関係者に取材して判明した事実とのこと。なお小野和彦容疑者が、誰に何を騙されたのかは明らかになっていません。
逮捕された当初も小野和彦容疑者は「ゴルフバッグに覚醒剤が入っているとは思わなかった」と供述しており、自身は覚醒剤とは一切無関係というスタンスです。ただし小野和彦容疑者の自宅からは覚醒剤と大麻が見つかっています(これらは知人から預かったと主張)。
なお小野和彦容疑者が逮捕となったのは、知人の男性がゴルフクラブの不審な点に気づきゴルフショップに持ち込んだところ、ドライバー3本のヘッド内に、覚醒剤700グラム(4,500万円相当)が入っていたことがわかったこと。知人の男性はすぐに日本大使館に相談し、その後タイ警察に通報をしています。
https://www.youtube.com/watch?v=SQEDM1H6QFs
今回の事件で改めて肝に命じることが2つ。
1,他人から預かった荷物を運ばない。
2,何かあった時は、警察よりも前に日本大使館に相談。
なお、知人の男性は以前にも小野和彦容疑者から日本に荷物を運ぶのを頼まれ、実際に運んだそうです。もしその中に何かが入っていたらと思うと・・・。
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