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19年前に日本に不法入国し、千葉県野田市などで生活をしていたというタイ人の解体業の男が逮捕されました。千葉日報が報じています。
2013年よりタイ人は日本へ観光に訪れる際には、それまで非常に手間がかかり、一定の基準を満たさなければ発給されなかった観光ビザ取得が免除になり、パスポートと航空券さえあれば、気軽に日本を訪れることができる様になりました。ビザ免除がスタートしたときから懸念されていたことではありますが、それにより日本で不法滞在するタイ人が増えたのもまた事実です。2017年度には、1,855人の不法就労タイ人が確認されています。(参照 タイ人は2,096人でワースト3!平成29年度に日本で退去強制手続を執った人数)
2019年3月20日に入管難民法違反(不法在留)の疑いで逮捕されたタイ人の男(61)は、日本のビザが免除になる遥か前の2000年10月に日本に不法入国していたとのこと。その方法は、砂糖を積んだ密輸船に乗り込み、横浜から入国審査をすることなく入国。日本で仕事を始めていたのです。
なお今回の逮捕は、タイ人の男による信号無視。おそらく不法入国のため、友好な運転免許証は所持していなかったのでしょう。不法に就労させるのももちろん問題ですが、無免許での運転はあまりに危険。以前筆者が出会った、日本で不法就労をしていたいたという外国人男性も、大工の仕事をして無免許で運転していたと話していましたが・・・。
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