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2016年にご崩御された、故プミポン前国王陛下の犬好きは有名で、それにならってタイでは、犬はとても大切にされてきました。だからという訳ではないかもしれませんが、犬がコンビニの自動ドアの前を塞いで、店内から流れてくる冷たい空気で涼んでいても、時には店内に入って涼んでいても、タイ人のみんなは誰も気にしません(笑)。
しかし大切にされすぎたからなのか野良犬も少なくなく、日本では1957年の猫の発症を最後になく既になくなった狂犬病のリスクも、タイには残っています。
そんな中、タイ東部パタヤの近郊の街では、ペットへのワクチン接種の無料提供が行われました。パタヤ日本人会PJAニュースが伝えています。
■パタヤ:狂犬病防止の為、ワクチンを無料接種|PJAニュース
報道によると2019年3月18日(月)、パタヤ近隣のノンプラライ町で、ペットへの狂犬病予防のためのワクチン無料接種のイベントが行われました。
イベントの主催者は「ノンプラライ町を含むバンラムン区が、狂犬病の危険地域と指定された事を受けて、この狂犬病予防のためのワクチン接種は重要性を増しています。」とコメントしています。また、飼われていない野良の動物への接種にも取り組んでいる事を語りました。
タイでは野良犬だけでなく、ペットにも狂犬病予防注射をしていない場合も少なくなく、注意が必要です。以前には購入してきたばかりの子犬が狂犬病に感染しており、新たな飼い主が噛まれて死ぬという事件もありました。
万が一タイなど海外で犬に噛まれた場合は、すぐに病院で治療を受けてください。日本出国前などに、狂犬病ワクチンの予防接種をうけるのも効果的です。
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