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タイを訪れる外国人旅行者が、バンコクの空港を出て、一番最初に出会うタイ人がタクシー運転手。彼らが旅行者に与える印象が、タイ人の、そしてタイ自体のイメージを決めてしまうかも知れません。
メーター不使用や乗車拒否など、度々嫌な思いをするバンコクのタクシーですが、そんな悪徳タクシー運転手はほんの一部で、多くが善良かつ正直な運転手であると信じたい。そんな出来事が2019年3月18日に起きました。乗客の忘れた多額の現金を、持ち主に戻したタクシー運転手が称賛されています。
3月18日13時30分頃、デンマーク人男性とタイ人妻がバンコク・スワンナプームからタクシーに乗車し、バンヤイにある13コインズホテルへ向かいました。タクシーは何事もなくホテルに到着したものの、2人はタクシーの後部座席に、現金40万バーツやクレジットカード、書類などが入った黒いショルダーバッグを忘れてしまったのです。
2人をホテルで降ろした後、後部座席にあるバッグを見つけたタクシー運転手のソムシー・ラーラットさんは、夫婦を探すために空港スタッフに連絡。その日の午後4時半に、スワンナプーム空港にて、無事ショルダーバッグは夫婦の手に戻ったのです。
なおスワンナプーム空港から乗ったタクシーに忘れ物をした場合は、24時間対応のタクシーサービスセンター(TEL02 132 0360)か、AOTコンタクトセンター(TEL1722)までご連絡を。
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