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2004年9月20日にイギリスのノースヨークシャーで発見された身元不明の遺体が、イギリス警察の捜査により、ウドンタニ出身のタイ人女性Lamduan Seekanyaさん(当時36歳)だったことが明らかになりました。バンコクポストが報じているとして、パタヤ日本人会PJAニュースは次のように伝えています。
報道によるとLamduan Seekanyaさんは、イギリス人教師のDavid Armitageさんと結婚。しかしその後Lamduan Seekanyaさんが失踪。David Armitageさんはタイに移り住んだとのこと。
その後の2004年9月20日、身元不明の女性の遺体が、イギリス・ノースヨークシャーのホールトン・イン・リブルズデールの丘で発見されました。遺体発見時は、靴下、緑色のジーンズ、破れたブラジャーのみを見につており、死後3週間が経っていたそうです。解剖の結果、死因は低体温症であると明らかになりましたが、身元がわからないまま15年の歳月が流れてしまいました。
それが今回、タイ当局が捜査に協力し身元不明の遺体の指紋とLamduan Seekanyaさんの指紋とを照合。2つはみごと一致し、Lamduan Seekanyaの遺体であることが明らかになったのです。
なおイギリス警察は、このかつての夫婦の結婚生活の実態などについて捜査を進めているそうで、元夫の男性は「私は妻を殺しませんでした。絶対に違います」とメディアに話しているとのこと。
謎の多い事件だけに、今後の捜査の進展が気になるところです。
身元不明とされていたLamduan Seekanyaさんの遺体ですが、2017年にが埋葬されたそうです。身元が明らかになったことで、ようやく祖国タイに戻れるのでしょうか。
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