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タイ警察入国管理局(Thai Immigration Bureau)は2019年3月17日、公式Facebookページにて、世界のコンセントの形状の紹介を投稿しました。
入国管理局といえば、タイ在住者はビザ延長や90日レポート提出(最近はオンライン手続き可能)で利用することが多いため、個人的にはなんとなくですが「入国管理局はタイ人以外の外国人のための組織」と思い込んでいた節がありました。そのため今回の世界のコンセントの形状紹介の投稿を見て、誰に向けているのだろうか、と思ってしまいました。しかしタイ人も出入国の際は、パスポートに出入国のスタンプを押して貰う際に、カウンターの入国管理局の係員さん(警察官)もお世話になるんですね。ということで、今回の投稿は、タイから海外へ出かけて「携帯電話やカメラのバッテリーを充電」をする、タイ人向けのもの。そういえば全てタイ語での説明でした。
以上の画像が、世界で利用されている14のコンセントの形状を紹介したもの。
タイで利用されているコンセントの形状は複数で、主にこのリストの中のタイプA、タイプBです、この2つであれば日本からタイに持ち込んだ電化製品のプラグを、そのまま差し込むことが出来ます。ただし電圧の関係で、変圧器を通さなければ利用できないこともあります。ただし携帯電話やカメラやパソコンは世界対応なので、そのまま差し込むことができます。
一方タイの電化製品を、海外で、例えば日本で使う場合は注意が必要です。タイの電化製品のプラグは、主に上のリストのタイプA、タイプB、タイプCの形状です。タイプAならそのまま利用できますが(電圧は注意)、その他は以下のようなプラグ形状変換アダプターを利用しなければなりません。
しかし改めて世界のコンセントの形状を見てみると、なぜ最もシンプルでコンパクトな日本でも使われているタイプAを採用しない国が多いのか不思議な感じがするのです。世界で形状を統一すれば便利な気もしますが、世界中のコンセントを交換する手間を考えたら、変更をしないのがベストな選択だったのでしょうか。
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