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バンコクのエアコンなし路線バスは2022年までに廃止

2019年3月17日 配信

バンコクの路線バスを運営するバンコク大量輸送公社(The Bangkok Mass Transit Authority ・BMTA)理事長代行が、2022年までにバンコクを走る全てのBMTAのノーエアコンの路線バスを、廃止する見込みであることを明らかにしました。2019年3月17日に現地英字紙のNationが伝えています。



Nationga伝えた情報筋によるノーエアコンバス廃止の理由は、一つは気候変動により気温が上昇していること。もう一つは低所得者もバス利用のために補助金を受け取ることができるようになり、運賃は高額なもののエアコンバスが広く好まれているためです。

バンコクのエアコンなし路線バスは2022年までに廃止

バンコクを走るBMTAのノーエアコンバス

ノーエアコンバス廃止後は、比較的状態が良好なバス車両は公立学校や行政機関、その他予算的に困窮している組織に寄付されます。状態の良くないバスは販売するか、リサイクルされる見込みです。

現在BMTAのバスは、首都圏で毎日120万人以上の乗客を運び、1,100万バーツを売り上げます。

これからの猛暑の季節は、特に渋滞で風が車内に入ってこない際には(扇風機は付いています)、乗っているだけで汗が流れてくるような暑さです。「サバーイ(気持ち良い、楽、快適)」が大好きなタイ人でなくても、涼しいエアコンバスに乗りたいですね。

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