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ここ最近、サムイ島やラン島といったタイのリゾート地では、観光客が出す大量のゴミが問題になっていますが、800万人が暮らす首都バンコクも、やはり溢れるゴミは大きな問題です。
Facebookページ「FM91 Trafficpro」に投稿された、以下の写真をご覧ください。
バンコク都は2019年3月12日、バンコク都内を流れるラプラオ運河に溜まっていた、大量のゴミを処理。一番上の写真が3月12日にゴミの処理をする前のもので、その次が、ゴミが取り除かれてきれいになった運河です。そして最後の写真が、なんとその2日のもので、元の通りにゴミが溜まってしまっています。 ここに溜まっているゴミの量は、なんと3トンなのだとか。
この大量のゴミは、ラプラオ運河の排水システムに悪影響を及ぼし、10分ほどの雨でも、この周辺は冠水してしまうのだそうです。
バンコク都は、都民らがゴミを捨て続ければ問題は解決せず、悪化するばかりと苦言。Facebookページ「FM91 Trafficpro」も、ゴミを運河に投棄しないように呼び掛けを行っています。
タイではゴミを投棄する際に、分別をすることは殆どなく、「これは燃えるゴミなんだろか?資源ごみなんだろうか?」と考えることもなく、なんでも構わず一緒に捨てています。日本のように、各家庭でゴミの分別をすることを始めれば、ゴミを減らすことにも関心を持ち、ポイ捨てもなくなっていくでしょうか。
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