「MALILA」が作品賞、監督賞、主演男優賞など7冠！［第28回スパンナホン賞］

2018年に公開された映画の中から、優れた作品、キャスト、スタッフを表彰し、讃える映画賞「第28回スパンナホン賞（สุพรรณหงส์28）」の授賞式が2019年3月2日、バンコク都内で開催されました。なお「スパンナホン賞」はタイ版アカデミー賞とも言われ、タイで最も権威のある映画賞です。

「第28回スパンナホン賞」で、最優秀作品賞を獲得したのが「MALILA（มะลิลา）」。さらに最優秀監督賞（アヌチャー・ブンヤワッタナ）、最優秀主演男優賞（スコラワット・カナーロット）、最優秀助演男優賞（アヌキット・サパンポン）、最優秀脚本賞、最優秀撮影賞、最優秀美術賞も受賞し、7冠獲得となりました。

なおこの作品はアジアフォーカス・福岡国際映画祭2018で邦題「別れの花 Malila: The Farewell Flower」として上映されました。

生と死、そして愛…彼らの魂の行方を描く映像詩
バナナの葉と花で作るバイシーはタイの儀式で使用される伝統的な装飾品。末期ガンに冒され自らの癒しのためにバイシー作りに専念する男、結婚生活に失敗しジャスミンの花を栽培する男、彼らは元恋人同士だった。死者の魂が宿るとされるバイシーを象徴に、二人の愛と死生観を圧倒的な映像美で描く。（アジアフォーカス・福岡国際映画祭2018より）

「MALILA（มะลิลา）」アヌチャー・ブンヤワッタナ監督

「MALILA（มะลิลา）」主演スコラワット・カナーロット

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